認定こども園 プレスクールかみごおり! 平成28年4月開園!
園での取り組み
子供たちが成長していく上で大切なことは何でしょう?大人になった時に必要な力は何でしょう?
自分で考え、判断し、決断し、それを行動に移していく力が必要となってきます。
しかし、それは一人で出来ることではありません。自分が考えたことを人に伝え、多くの人の共感を得、協力してもらう。そのような人に伝える力や人をまとめる力が必要となってきます。
私たち「プレスクールかみごおり」では、そうした力を身につけていけるように、体験するカリキュラムを取り入れ、考える力、判断していく力、行動していく力、考えたことを伝える力、みんなと協力する力を育てていきたいと考えています。こういった体験カリキュラムは、私たち保育士だけでは出来ません。地域の様々なボランティアさんが子どもたちを育ててくださるのです。そのボランティアさんの温かさ・愛情を感じながら、子ども達は成長していきます。子ども達はボランティアさんを先生と呼びます。
琴や笛・太鼓を使った演奏を年に3回聴かせていただいています。子どもたちが知っている歌や季節の歌がたくさんあり、子どもたちもとても喜んで聞き入っています。演奏を聴いた後、実際に琴に触れさせて頂き、琴を身近な楽器として体験しています。
子どもたちもよく知っている野菜(じゃがいもやきゅうり、なすびやスナップえんどうなど)の苗を一つひとつどんな形をしているか、どのように植えるのかを教えてもらいながら、丁寧に植えていきます。植えた後は、野菜の生長を楽しみにしながら自分たちで水遣りをして育てていきます。少しずつ生長していく野菜を見ることで、育てる楽しさが膨らみ、育てた野菜を食べる嬉しさにもつながっています。
ピアノの曲に合わせて歌を歌ったり、手遊びをしたりとどの年齢の子どもたちも喜んで音楽に触れています。また、ウッドブロックやハンドベル、ドレミパイプなど、様々な楽器を使って遊ぶ中で、楽器の使い方を知り、音を奏でる楽しさやおもしろさを感じながら遊んでいます。リズムに合わせて体を動かす楽しさや心地良さを感じ、キラキラと目を輝かせながら楽しむ子どもたちです。
大きい子どもたちは、体の部位や動物の鳴き声を教えていただき、先生の発音を聞いて真似をしたり、ゲーム遊びを通して喜んで英語に触れています。小さい子どもたちは、毎日英語のダンスをみんなで踊ったり、歌に合わせて食べ物の名前を言ったりしながら英語に親しんでいます。繰り返し同じ言葉を聞く事で自然と覚え、日常生活の中で英語を使う子どももいて、驚くことがあります。毎日楽しく英語に触れることで英語への興味も広がってきています。
そろばんのはじき方から教えていただき、どの子どもも嬉しそうにそろばんを使っています。そろばんのワークブックをそれぞれのペースで行い、分からないところや間違っているところなど、その都度先生に教えていただき、理解を深めています。出来るようになると嬉しくて、自分で問題を解いてみようというチャレンジ精神や考える力もついてきています。そろばんに向かいながら集中して取り組んでいます。
乳幼児期に出会ってほしい素敵な絵本を毎月選んで、読んで下さいます。子ども達は、先生の心地よい語りに耳を傾け、絵本を楽しんでいます。絵本を通して、疑似体験しながら心を動かし、言葉を知り、豊かな感性を培っています。
マット運動やボール投げをしています。マット運動では前転などをしています。ほし組は跳び箱にも挑戦し、だんだんと高く跳べるようになることで、自信になってきました。たいよう組・そら組もボール投げをし、ボールの投げ方などを教えて頂いたりと体全体を使っていろいろな運動を楽しんでいます。
さつまいもを使って茶巾しぼりやスイートポテトを作ったり、じゃがいもでおやきを作ったりするなど、季節の食材を使ってお菓子作りをしています。包丁、ピーラー、スライサーなど普段なかなか使うことのできない道具を使って料理出来るのが楽しくて喜んで作る子ども達。出来上がったお菓子を友達と一緒に食べ、「おいしいね」「また作りたい」とお菓子作りへの興味や次への意欲に繋がっています。
紙コップとビニール袋、ストローを使って、息を吹くと膨らむおもちゃを作りました。身近にあるもので楽しいおもちゃが出来ることに驚きながら、どんな絵を描こうか考えて紙コップやビニール袋に絵を描き、友だちと見せ合いっこをして楽しむ子どもたちです。友だちと考えて作り上げる楽しさや作ったもので遊ぶおもしろさなどを感じながら、製作に取り組んでいます。
茶室への入り方やお床の拝見などの仕方を教えていただきました。お床には季節の花や掛け軸、おかしなどがあり、「みたことがある」と一つ一つ興味を持ってお話を聞いている子どもたちです。お抹茶やお菓子をいただく時の作法も教わります。
7月は折り紙でせみを折りました。11月は折り紙を折ったり、シールを貼ったりしてロケットを作りました。折り紙の時間を通して子どもたちは少しずつ難しい折り方もおることが出来るようになってきました。
小さいクラスの子どもたちは、鍵盤ハーモニカを見ながら「ド」と「レ」の音はどこにあるのか、どの指で弾くのかなどから教えていただいています。大きいクラスの子ども達は、「かえるのうた」や「きらきらぼし」など、楽譜を見ながら、ドレミファの4音を使って弾くことに挑戦しています。初めて触る子どもも少しずつ弾けるようになってくることが嬉しくて、ピアノの時間を楽しみにしています。他にもピアノの音を聞きながら表現遊びをしたり、歌を歌ったり、音楽の楽しさを感じる時間となっています。
好きな色のレイを選んで付けさせて頂き、フラダンスをみんなで踊ります。
曲の歌詞に合わせて、一つ一つの動きの意味を一緒に考えたり、教えて頂いたりしながら喜んで踊っています。
いろいろな植物のお話を聞きました。「この花の名前は何ですか?」と先生に尋ねたり、お花の匂いをかいだりしながら、お花への興味も高まっている子どもたちです。お花の名前も覚えてきています。
この時間では、世界の様々な生き物について教えて下さっています。実際に様々な生き物をたくさん持って来て下さり、見たり、触れたりしながら観察しています。珍しい生き物もたくさんあり、子どもたちも興味津々です。
子どもたちは犬と触れあいながら、命の大切さを学んでいます。
また、主に英語を話しながら進めていっていますので、命の大切さを知りながら、英語も身につけていっています。
この時間では、浴衣を着て、童謡の「てるてる坊主」、「たなばたさま」の曲に合わせて踊りの練習をしています。先生の踊りを見て、一つ一つの動作を丁寧に真似したり、しなやかな動きで指先まで伸ばすことを意識したりしながら踊っています。子どもたちは喜んで浴衣を着て、日本の伝統文化に触れています。
サッカーのスポーツを通して、ボールの蹴り方やキャッチの仕方、ボールとの距離感、友達との合図の仕方や息の合わし方等を丁寧に教えてもらっています。サッカーが大好きな子どもたち。シュートをする時は真剣な顔で行い、シュートできた時には大喜びの子どもたちです。
人類の進化についての話をききました。命は昔から繋がっていることを恐竜や猿の模型や人形を見ながら教えていただきました。子どもたちはとても興味深かったようで、「恐竜はどんなごはんを食べているの?」など、たくさん質問していました。
つま先立ちを意識しながら、音楽に合わせて、前向き・後ろ向きなどいろいろなリズムで跳ぶ事を楽しんでいます。両足跳びがなかなか難しかった子ども達も、リズムジャンプを通して出来るようになりました。ノリノリの曲の中で子ども達もいろいろな跳び方を教えていただき、友達と動きをあわせてジャンプをする経験を通して、友だちと気持ちを一つにして動く心地良さを感じながら行っています。